家族構成を考えた間取り

小さい子どもがいる家庭は子ども部屋を作るか検討しよう

注文住宅の間取りの決め方は住環境を左右する大きなポイントとなるため、家族構成を考えながら理想的な設計をすることが大事です。特に、小さい子どもがいる家庭においては、小中学生になった時に子供部屋が必要かどうか話し合って、部屋の数やスペース、レイアウトなどに気をつけることがポイントです。最近では、一人ひとりの子どもに個室を与えるのではなく、広々とした空間を家具や間仕切りなどを使って子供部屋の代わりにする家庭も増えています。そうした中、子供部屋の配置や間取りについて少しでも悩んでいることがあれば、ファミリー向けの注文住宅の施工を得意としているハウスメーカーや設計事務所などにアドバイスを求めるのが有効です。

介護が必要な高齢者がいる家庭は各部屋のスペースにゆとりが必要

注文住宅の購入をする時に、身体が不自由な高齢の家族が安心して暮らせるようにするには、リビングや風呂場、寝室などのスペースにゆとりを持たせることがとても重要です。また、間取りによっては手すりやスロープなどの設置が難しかったり、転倒など思わぬ事故のリスクが高まったりすることもあるため、ベテランの建築士や営業マンと相談をしながら安全な間取りを決めるのがポイントです。バリアフリー設計が採用された注文住宅の魅力については、各地の工務店や設計事務所などがネットやカタログなどを通じて大々的にアピールすることもあります。そのため、早い時期から高齢の家族の身体状態や特性について担当者に伝えて、ニーズに合う住宅を目指すことが大事です。